校長挨拶

和歌山県立和歌山商業高等学校 校長
中村 憲司

 本校は、明治37年に和歌山市立和歌山商業学校として開校され、今年で創立117年を迎える歴史と伝統ある学校です。本県商業高校の拠点校として、商業教育をリードする使命をもち、同窓生は35,000人を超え、県内外において各方面で活躍されています。「真理、正義、勤労、礼節を重んじ、良き社会人、力強い職業人を育成する」を校訓とし、広く社会に貢献し得る人材を育成することに努めています。


 ユニバーサルな規模に発展した現在社会においては、グローバルなものの考え方や価値観の異なる他者との合意形成能力を身につけることが、ますます重要になってきます。一方、私たちの郷土に目を向ければ、少子高齢化が進み、経済を含め様々な方面に影響が出てきています。地域の中にある課題に対してグローバルな視点から、かつ商業的なアプローチを試み、その課題を解決する方法を見つけ出す努力をしていかなければなりません。
 本校では、ビジネス創造科において、簿記会計分野の専門的な知識と技術の習得を目指す「会計コース」と、将来、地域産業界で活躍する人材を育成する「地域情報」の2つのコースにより、表現力、対話力、課題解決能力や協働する力などの育成を図り、和歌山の発展に貢献しようとする力強い職業人の育成を目指しています。驚くばかりの速さで変化している社会に対応していくことはもちろんのこと、我々は地域の根ざしたビジネス教育を展開していこうと考えています。


 我々教職員は生徒一人ひとりを大切にし、丁寧できめ細かい指導を行い、生徒の希望進路の実現をサポートしていきたいと考えています。県内の商業科単独校は本校のみでございますが、和商の伝統を守り抜くことで、今後も和歌山の将来の担い手を育成すべく、教育活動を進めていきたいと思います。本校の教育活動により一層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和3年4月