教育課程

平成20年度入学生より,「ビジネス創造科」としてグレードアップした商業科をスタートしました。
1年次はビジネス教育の基礎学習を経たうえで,2年次からコース選択によりさらに発展させた専門的学習でより上級の検定や資格の取得を目指し,進路目標の実現を図ります。

平成31年度入学生より地域情報・会計の2コースと地域情報コースに地域系・情報系の系統学習を展開します。

地域情報

コースの目標
1年生で学習した情報処理、ビジネス基礎に続き、ビジネス情報分野を中心に学習します。基本的な技術や知識として、ビジネス用アプリケーションソフトの活用方法(情報の集計と分析、ビジネス文書の作成、プレゼンテーションソフトの活用と効果的なプレゼンテーション)について、実践的・体験的に学習します。
また、インターネットなどで得られる情報の活用方法や情報モラルについての知識を深めます。情報システム分野では、システム開発に必要なプログラミングについて、アルゴリズムとプログラミング言語の基本的な知識と技術を学習します。
学習内容を活かし、企業活動における情報やソフトウエアの活用、情報通信ネットワークの運用、地域の様々な情報を活用し、ビジネスの諸活動に活かせる能力を育成します。

地域系

求める生徒像
ビジネス分野で必要な様々な情報を活用し、ソフトウエアやネットワークの活用を中心に、将来地域産業界(保育・教育・保健・医療・福祉分野等)で活躍できる生徒を求めます。
めざす進路
将来地域の産業界で活躍するために、保育・教育分野、スポーツ・芸術分野、医療関係等の大学や専門学校への進学、あるいは幅広い地域企業への就職を目指します。

情報系

求める生徒像
将来の高度IT人材を目指し、国家試験(ITパスポート試験・ 基本情報技術者) にチャレンジできる、プログラミングの基本的な知識や技術を身につけたい生徒を求めます。
めざす進路
情報処理検定1級やITパスポート試験を活かし,主に情報系の大学への進学、あるいはシステム開発等の就職を目指します。

会計

コースの目標
1年生で学習した簿記、ビジネス基礎に続き、簿記会計に関する専門的な知識と技術の習得について重点的に学習します。
そして、企業会計に関する法規の基準に基づき適切な会計処理を行い、利害関係者に会計情報を提供するとともに、ビジネスの諸活動に会計情報を活用するなどの能力を育成します。
求める生徒像
簿記会計分野の上級検定資格を積極的に取得し,税理士,金融関係や企業経理の担い手をめざす生徒を求めます。
めざす進路
全商簿記検定1級,日商簿記検定2級などの上級資格を活かし,主に商業・経済系の大学への進学,ある いは経理事務担当者としての就職を目指します。