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全体の学習活動報告

9月10日 避難所運営ゲームHUG

各班に分かれ、災害が起きた時の学校での避難所運営をゲーム感覚でプレイしました。 

 My Answer↓                チームイッパン↓


ななこいち↓
               We Are くりえいたーず↓

次々と出てくる「避難者カード」「イベントカード」に対応し、避難所を運営するというゲームです。

メンバー全員で協力して、よりよい避難所運営をしていきます。

避難所へ来るのは避難者ばかりではなく、物資が送られてきたりテレビの取材など外部からの連絡もあり、また、避難者からの苦情にも対応しなければならないので、とても大変でした。

避難する側も、避難所を運営する側も両方大変なので、どうすれば両方が納得できるのかをすばやく考えなければならないので難しかったです。


9月17日避難所運営ゲームHUG グループ間交流

9月10日にプレイしたゲームで各班でのそれぞれの対応をグループ間で交流しました。

各班によって避難者が来た時の対応の仕方に違いがありました。

例えば・・・高齢者→「一階へ」「持病がある人は保健室へ」「体育館へ」

      親などがいない子供→「一階へ」「面倒を見てもらえる家族と一緒に」

                「受付、本部へ」

      障がいがある人→「体育館へ」「離れた教室などへ」「歩ける人は二階へ」

              「ほかの人とは別の教室へ」「一階へ」

              「トイレに近いところへ」

      テレビが来たとき→「体育館のステージへ」「本部へ」

 

各班との交流で自分たちの班では出なかった意見を知ることができ、今後、避難所運営について考えていくときの参考になりました。

このゲームを通して学んだことを、今後の活動に生かしていきたいと思います。


115日 災害時に役立つ避難所運営ゲーム

避難所HUGとは・・・

HUGは、避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームです。

静岡県危機管理局が企画・開発


☆ HUG体験の様子                 ☆ HUG平面図

〜HUGを体験するにあたって注目するポイント〜

チームでの意見交換ができるところ

  意見交換をして避難者の事情を考え対応策をチームで考えることができる

グループによって見方や考え方が違うところ

  自分たちのチームとは違う見方や考え方があるため新しい発見ができる

各グループ同士の意見交換や質問

    各グループ同士の意見交換があるため自分のチームの意見と

 他のチームとの意見を比較して新しい発見をすることができる

緊張感を持って取り組む

  ゲームだからといって取り組むのではなく実践と思いイメージ目的を明確にして緊張感を持って取り組むことで実践に近い発見ができる

大変だったこと

避難してくる人の事情に対応しながら次の避難者も対応しなくてはいけないため

次々と起こる出来事に対応している避難所運営の大変さを学ぶことができました

まとめ

避難所HUGを体験して大変さを学ぶことで

自分たちにできることは何かを探すきっかけとなれば良いなと思いました。


10月1日、15日 被災時の状況 島文志緒さんの講演

この日の講演は避難所運営トイレについての話でした。


避難所の定義は、市が地域と協議して指定する避難所、自宅が被災した住民等を収容すること、地区本部を併設する施設としないことの3つです。


 

避難所を運営するのはそこに集まった地域住民が自主運営するのが基本です。   避難者から組織される避難所運営に関する意思決定をする運営委員会があり、    運営委員会は交代制で、総務班、施設管理班、食料・物資班、衛生班、情報応報班 などがあります。

 

 

運営委員会

総務班

避難所運営本部会議の事務局、避難所運営情

報の記録・生活ルール作成、その他調整全般

施設管理班

危険箇所への対応、防火・防犯

食料・物資班

食料・物資の調達、受入、管理、配給、炊き出し

衛星班

衛生管理、ごみ、風呂、トイレ、清掃、

ペット、医療・救護活動、生活用水の管理

情報応報班

避難所内外情報収集、避難所外向け情報発信、

避難所内向け情報伝達、取材への対応

 
 トイレについての話では、仮設トイレは1ヶ月以上来ないかもしれないことや、携帯トイレが必要なことを教えて頂きました。携帯トイレは五人家族で490個、トイレットペーパーは25m巻きロール39.2個、ごみ袋は10枚入り100円の5000円分いることがわかりました。


1015日活動報告

ななこいち班         小道具づくり

WeAre                 企画した製品の改善案

チームイッパン&MyAnser     島さん災害について


ななこいち班

動画撮影で使用する小道具を作り、どのようにして撮影するのか話し合いま

した。どうすれば見やすくなるか注意して作成しました。



             We Are くりえいたーず

前回、和歌山工業高等学校(以下和工と省略)訪問し、和工の先生方にいただいた意見をもとにどう改善していくか話し合いました。




チームイッパン&My Answer

防災士島さんに来校していただき、災害についてお話していただきました。

避難経路を考えるときに気を付けるべき点や、災害時に避難所で起こることが
予想される問題について学習しました。

とくに避難所のトイレ問題は深刻で、仮設トイレが近くになかった場合、届くまで早くて三日かかってしまうそうなので各家庭で準備しておくことが大切だと思いました。